こんにちわ、僕です。
先日、こんなニュースを拝見しました。
昔作ったゲームを外国人が知らぬ間に「パワーアップ移植」していた → オリジナル開発者がぶち切れて本気のゲームを出す - ねとらぼ
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1412/19/news137.html
「Slayin」はAppstoreの有料アプリランキングで上位にいることが多く気になっていたゲームではあったのですが、恥ずかしながらパクリだったとは知りませんでした。
調べてみると、原作(?)の「ドランシア」を手がけたSKIPMOREさんはフリーランスのゲームディレクターで、もともとはモバイル向けのFLASHゲームを多く手がけられていたようです。
SKIPMOREさんの作品の中では「フェアルーン」をプレイしたことがありました。
とにかく丁寧な作りで、内容も良く出来ていたので感動した記憶があります。
今回をきっかけに「ドランシア」や他のゲームもプレイしてみたのでSKIPMOREさんのおすすめゲームを3つ、紹介したいと思います。
ドランシア
ニュース記事の「Slayin」の元になったゲーム「ドランシア」です。
プレイヤーは常に剣を構えている状態で、できることは左右移動とジャンプのみです。
固定されたステージで次々と湧いてくるモンスターを構えている剣を当てていくことで攻撃します。
8ステージぶっ通しでセーブもないのでゲームオーバーになったら取得したスキルもリセットされます。
この辺りが最近のゲームにはないレトロゲームの理不尽さを彷彿とさせるいいところです。
ただし、消費アイテムを持ち込むことができるので、難易度はある程度調整することができます。
やりこみ要素も豊富で、ステージをクリアすることで増えていく60種以上のキャラクターを使用することが可能で、それぞれステータスが異なるので何回でも新鮮な感覚でプレイすることが可能です。
とは言えステージも8ステージしかありませんので、どんどんクリアを重ねて使用キャラを増やしていくのがこのゲームの醍醐味のひとつと言えるでしょう。
とにかくクオリティーが高く、なによりも無料なのでオススメです。
フェアルーン
このゲームはSKIPMOREさんの名を知る前にプレイしたことがあり、面白かったので結構やり込みました。
ゲーム自体はゼルダの伝説風の見下ろし型のアクションRPGです。
このゲームもレトロゲームリスペクトが随所に現れていて、何度もニヤリとさせられてしまったのです。
まず、RPGの進行に不可欠な謎解きのヒントにほぼテキストが使われません。
石版の絵やフィールドに配置されているオブジェに全てヒントが隠されていて、それらを頼りに謎解きを進めていくかたちになっています。
これが程よく難しく、時には謎解きに1日かかることもありました。
でも絶対に解けないことはなく、謎が解けた時の達成感は筆舌に尽くしがたいといったら言い過ぎかもしれませんがそのくらいの気持ちよさがありました。
そしてラスボスとの対戦にまさかの展開が待っているのですが、せっかくなのでみなさん自身の目で確かめてください。
このゲームはオススメです!
リバーシュ
リバーシ(要はオセロ)とシューティングゲームを組み合わせたゲームです。
昔あったクォースというゲームに似ているのですが、このゲームは白黒2種類のオセロのコマを発射して、同じ色で挟んだコマが裏返るのではなく消滅するというルールになっています。
これ、一見見た目は簡単そうに見えるのですが、いざやってみると結構難しいです。
意外とリバージって難しかったんですね(違う)。
勿論縦だけではなく斜めで挟むのも有効なので、上手くやればたくさんのコマが消せて爽快感もあります。
基本はオセロのルールなので、取っ付き易く中毒性が高いです。
カンタンなルールながら、なかなか秀逸なゲームだと思います。
SKIPMOREさんのゲームは、全体的にレトロゲームに対するリスペクトと愛がダダ漏れで、ファミコンとかマスターシステムとかMSXあたりのゲームは相当やりこんだのだろうな、ということがビシビシと伝わってきます。
なおかつアプリそのものの作りも丁寧で、SKIPMOREさんのクリエイターとしての腕の高さにも頭が下がります。
昔のドット絵風のゲームが好きだけど、焼き直しや移植ものばかりで飽々していた方などにオススメですので、是非プレイしてみて欲しいですね。
次の作品も期待してます!SKIPMOREさん!
でわまたー。
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